税金が上がるのが嫌だから、畑にしておいた。
でも畑の方が宅地よりも税金が高くなることがあるのをご存知ですか?
もちろん、稀ですが。
それは色んな所で様々な軽減措置が入っているからなのです。
実際にご相談を受けたお客様からこんなご相談がありました。
(機密情報も含むため、事例を簡単にしています)
自宅の隣にある畑が農地として評価されていました。
例えば、1㎡単価で説明すると
宅地が10万円なので、農地は80%の8万円として評価されていました。
その後の税金上の単価を計算すると、
8万円 × 1/3 ≒ 26,666円 です。
でも宅地にすると
宅地としては、10万円ですが、
住宅用地特例措置に該当すると、
10万円 × 1/6 = 16,666円 になるのです。
もちろん、固定資産税評価額は
宅地10万円 > 畑8万円
ですから、宅地の方が高いのですが
税金を算出する過程で様々な軽減を使うと
宅地 16,666円 < 畑 26,666円
になってしまうこともあるのです。
これが200㎡の土地で税金に換算すると
宅地 56,664円 < 畑 90,664円
で
年間税額に34,000円も高く払い続けることになるのです。
税金ってとても複雑ですよね。
もし気になる場合には、ご相談下さいね。